ロウソク足 ここだけ押さえておけば十分!

ロウソク足の見方

FXチャートには1分足~月足までありますが、
例えば5分足なら5分に1本のロウソク足がチャートに記録されます。

1時間足なら1時間に1本のロウソク足が記録されます。
13:00~14:00で1本
14:00~15:00で次の1本

添付の上図は陽線ですが、1時間足だとすると
14:00から新しいロウソク足が始まり、その時の値段(始値)が200円
15:00で次のロウソク足に切り替わりますがその時の値段(終値)が300円

時間軸と価格をグラフにしてみると

1時間の中で途中に100円になり400円の時もあったり。
このグラフを1本のロウソク足で表現することが出来ます。
始値から終値で価格が上昇しています。
これが陽線になります。
考えた人、すごいですね。

陰線の場合

陽線の場合との違いは
始値と終値が逆になっているということです。
ここもグラフにして見てみましょう。

300円で始まり1時間後200円で終わった。
途中で100円になったり400円になったり。
決まった時間足で 始値から終値の価格が
下がった事を示すのが陰線です。

陽線と陰線はこの程度知っていただければ十分です。

[これだけは押さえておきたい] その① トンボ

いろいろな本ではロウソク足に実体が無い足を
トンボやトンカチ、トウバ等名前がたくさん決められています。

しかし、エレ、トレードで役立つのか?ということです。
はっきり言って役に立たないと考えた方がいいですが、
実体のないのこのようなロウソク足を全部まとめて”トンボ”!
これで十分です。

なぜか?

トレンドラインと考え方は同じです。
この様なロウソク足が出来たときに反転の目安となる場合が多いですが、これ1つで反転と考えてトレードしていては勝率は上がらないしリスクが高いからです。

反転の見方の基本はいくつかの時間足の組み合わせで判断することです。1つのロウソク足だけではエントリーの理由にはならないので、全部合わせて”トンボ”というように認識しておきましょう。

[これだけは押さえておきたい] その② 3連続の足

チャート上に赤い□で囲んだ場所は 
・下降トレンド中の3連続陽線
・上昇トレンド中の3連続陰線

下降トレンド中や上昇トレンド中に3連続の陽線や陰線が出てくると
反転の可能性が高まります。
僕は3連チャンと呼んでます。

3連チャンの前にトンボが出たりする事も多いです。

注意したい点としては トンボやトレンドラインと同じく このパターンが出たから反転
と判断する訳ではない。
という事です。

あくまで目安として 下位足に落として反転の判断をする事がトレードの基本になります。

[これだけは押さえておきたい] その③ 大陽線・大陰線

下降トレンド中の大陰線

上昇トレンド中の大陽線

上記の様にトレンド発生中に大陰線 大陽線が出てくると その後反転や大きな押し目・戻りの形になる事が多い。

トンボや3連荘と連結してくるとさらに反転の可能性が高まる。

大陽線・大陰線が出てくると その方向にくっついていき 負けてしまう人を
みかけますが これは相場のカモになりやすいので飛び乗りトレードをしやすい人は
注意が必要なパターンです。

4本ブレイク

押し目戻りでトレードする場合
直近3本の高値・安値をブレイクする事を
3本プラス今の1本で4本
4本ブレイクと呼んで待ち構えています。

このパターンが出現すると
再度トレンドが発生してくる事が多いです。

トレードに生かす方法

これだけは押さえて欲しいロウソク足のパターンを紹介してきましたが
トレードで安定した成績を出す為に大切な事は
ロウソク足を重視しすぎない。という事です。

ロウソク足は 上昇トレンド中でも陰線は出てきますし下降トレンド中でも陽線が必ず出てきます。
ロウソク足を気にしすぎたり 飛び乗ったりしていく事は トレードルールに反する
トレードになってしまいがち。

あくまで 移動平均等のメインの流れを重視していきましょう。

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