①トレードルールの重要性

FXに限らず、株式投資やビットコインなどで勝っている人の共通点の一つに明確なトレードルールを持っている。ということがあります。
トレードルールの作り方はいくつかありますので紹介していきます。
重要なことはいろんなトレードパターンを持たないように多くても二つのパターン程度に絞るという事です。
例えば3台投資家の1人、ジョージソロスさんのトレードルールを見てみると、月足のゴールデンクロス、デッドクロスから週足の形が整っている場合のみトレードしていたということ。ボックスの場合の押し目回のパターンなど一切ない。
この1つのパターンだけで1トレード1,000億以上の利益を上げていました。
トレードルールは明確で、迷いなくトレードできる。という方は問題ないので、そのままトレードを続けてください。
②トレードルールの作り方
②ー1時間足2~3つ組み合わせたパターン
チャートを作ってトレードする場合、1分~月足まで時間足があります。ソロスさんのパターンで紹介したように時間足は1時間と4時間、日足と週足など、隣り合った時間足を組み合わせて使うことが基本です。1分や5分、15分といった短い時間足を使う場合3つの時間足を組み合わせると勝率は上がる傾向にあります。
②ー2インジケータのパターンでトレードルールを作るパターン
ここでも時間足を2つ以上組み合わせることは必須です。
そして、インジケータを出来れば3つ以上に限定してルールを作ること。

移動平均 + ボリンジャーバンド + MACD

SMA + EMA + ボリンジャーバンド

一目均衡表 + ボリンジャーバンド
大切なポイントとしては、1つずつ試しながら実際にデモ口座を使って検証してみることです。性格の違うインジケータを組み合わせることも必要です。
相性が悪い組み合わせもあります。
③検証作業
時間はかかりますが月単位、少なくとも2週間程度は1つのパターンで試してみる必要があります。
- 勝率
- リスク・リワード
- 期待値
この3点は必ずチェックしてトレード履歴を記録していきましょう。

勝率、リスクリワード、期待値などがわかるようになっていればOK
・勝率が最低でも60%以上
できれば70%以上の勝率となるルールを作りたいです。
リスクリワードは1:2以上となることが望ましいです。
しかしながら、70%以上の勝率があった場合
リスクリワードが2:1になった場合でも負けになりません。
(あまりあり得ないですが)
・期待値とは1トレードでいくらくらい稼げるかの目安となるものです。
1か月以上のトレード履歴から必ず確認しておきましょう。
④決済のルール

エントリーに比べて決済はとても難しいです。
何故かというと、
エントリー後は収支が見えるようになるため
ルール以外の感情に左右されやすくなるためです。
- プラスで逃げたい
- マイナスは認めたくない
- マイナスはすぐ取り返したい
メンタルについては別途解説していきます。
決済の基本
・ロウソク足のパターンを1番目にしないこと
・時間足を3つ組み合わせた場合、真ん中の時間足で決済すること
・決済のルールには主に3つあります。
①損切のルール
②利確のルール
③トレール
それぞれのパターンについて明確に決めておきましょう。
決済パターン例
- 移動平均のデッドクロス、ゴールデンクロス
- 一目均衡表の雲色変わり
- ボリンジャーバンド、ミッドバンドとロウソクのクロス等
時間足によって決済パターンもアレンジしたり、
トレード履歴がここでも大切になります。
⑤トレード履歴

人にはそれぞれ生活パターン、
性格などの違いなど”クセ”が必ず存在します。
勝ちパターンと負けパターンから共通点を見つけて修正するためにもトレードルールを作る上で「履歴」は必須です。
これがないとまず投資で勝ち続けることは不可能と言い切れる程度大切です。
トレード履歴にはメンタル的なことも記入すると良いでしょう。
- 保有中に感じたこと
- 決済したときの感情・理由
- 疲れていた
- 酒を飲んでいた
- 通勤中のトレード
- 仕事中のトレード
などなどできるだけ細かく情報を記入しておきましょう。
トレード履歴はあなたのトレードを分析し、最高の未来を手に入れるための通行許可証の様なもの。最低限記入しておく事を参考に作ってみてください。
⑥まとめ
トレード履歴を作っていく手順を解説してきましたが、1日や1週間で作れるものではないです。
最低でも3か月は必要です。
数百万、数千万円稼いでいくために
たった1つのオリジナルパターンを作り上げてください。
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