FX月別の傾向

FX相場には月別の傾向がある

毎年FXをやっていると、月別の傾向があることに気づく。
大きなトレンドが出やすい月や反転しやすい月などおおまかな傾向をつかんでトレードに役立てていきたい。

1月

トレンド発生をとらえる
方向の探り合い 買いか?売りか?
年始から1方向へ動くことは少ない。最初の雇用統計から3日が出ることが多い
画像の様に1月の途中から上昇トレンドが発生してくる
事が多いです。

2月

大きく勝つチャンス!
1方向へトレンドが続きやすい。
なるべく長く持つトレードを心がける月

画像の様に1月から発生したトレンドが
押し目をつけながら上昇している事が分かる

3月

さらに大きく利益を伸ばすチャンス
2月からのトレンドがさらに継続しやすい。
長期に保有して利益を大きく伸ばしたい。
決算などの関係もあり月末から4月に反転してくる
事もあるので月末の動きには注意したい。

4月

不安定な値動きになりやすい
3月からトレンドが継続する事が比較的多いが
途中大きく反転したり月末に動きが悪くなったり。
値動きに安定感が出にくい。
大きく伸ばすよりも 小まめに利確していった方が
プラス収支をつくりやすい

5月

反転の5月
4月まで継続した大きな流れが一旦反転しやすい。
上昇トレンドだった場合反転で売りを狙うなど
動きが小さい訳では無いので利益は出しやすい。
そのごトレンドは継続しづらいので
この月も小まめに利確していく事がお勧め

6月

新たな方向の探り合いの6月
6月は1月に似た感じで後半戦へのトレンドの
探り合いになる事が多いです。
1週間単位で大きな流れが変わりやすいので
週マタギはしない様なトレードをしていきたい月

7月

ボックス相場の7月
7月の相場はボックスになりやすい。
夏休みに向けて新たに大きなお金が動きづらい
事が影響していると思われる。
原因ははっきりしないがとにかく動きが悪い事が多い。
トレードは出来るだけ短期。
1日単位のデイトレードやスキャルがお勧め

8月

8月
お盆休み明けまで動きが良くない。8月後半が狙い目になる。
日本に比べて8月にしっかり休みを取る傾向は海外が断然強い。
10年ほど前と比較すると 最近はボックス相場でも動きは大きくはなっています。

9月

後半戦 戦闘開始の9月
8月後半から出てきたトレンドが継続しやすい。
1~2週間と長めに保有していきたい月。

10月

トレンドが続く10月
9月からのトレンドが継続しやすく
なるべく月を通して保有したい。
大きく伸ばせる後半戦の山場と言ってもいい月。

11月

波乱の11月
10月からのトレンドが大きく押し目・戻りをつけたり
反転したり。相場が不安定になりやすい。
10月で大きく伸びた利益は一旦利確しておきたい。
11月のトレードはデイトレに切り替えて
その日のうちに利確していくのがお勧め

12月

休暇モード突入の12月
FX相場を動かしている海外では クリスマスの前は
あまり仕事というより 家族と過ごす事が多い様です。
また 大きなお金も手じまいされて 相場参加者も
減る傾向にあります。
クリスマス後の1週間は動きが強くなる事も多いので
短期のトレードは出来る事が多いです。

月別の傾向 チェックの仕方

月別の傾向は
必ずこうなる。という事はないですが、あまり大きな相違はなく毎年ほとんど同じように月別の傾向は現れます。会社の決算の問題や、各国の金融政策の発表時期等も影響していると思われます。

トレードする際は自分のトレードする通貨の直近5年分程度の傾向はチェックしてみると良いでしょう。

画像が2021年のUSDJPYの日足チャートです。
通貨ペアの月別の傾向を掴むには 日足チャートで5年程度を画像の様に
1か月ピッチのラインを入れて共通点を探す事が出来ればそこが傾向となります。

USDJPYでは 5月や7月8月など毎年似たような動きになっており
月別の傾向が強く出ます。

この様な傾向のチェックは月別の傾向だけではなく
曜日別の傾向や各市場別の傾向にも応用する事が出来ます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です